2012年9月2日日曜日

マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝

東京都美術館で開催されているマウリッツハイス美術館展へ行ってきました。
金曜日は開館時間が20:00まで延長されていて、混雑予想でも夕方からは入場に並ばなくていい時間帯(これが一番すいている時間帯なんですよ)ということだったので、先月の金曜日の夕方頃に行ったんです。でも、やっぱり混んでました。
TVやその他色々なメディアで宣伝されていますし、フェルメールの"真珠の耳飾りの少女"は人気がありますし、ある程度予想はしていましたけれど.....。それにしてもすごいですね。

"真珠の耳飾りの少女"は、特別に1部屋用意されていて一番近くから見るためには30分も並ぶ(それでも短い方だったんだと思います)上に、絵の前に立ち止まることは許されません。ゆっくり見たいんだったら後ろから(苦笑)。この絵は私も好きなので、だいぶがんばって見ました(笑)。実物はやっぱり違います。少女の目に吸い込まれそうになりますね。

他にも名画がたくさん展示されています。レンブラントやフランス・ハルス等も必見。
小品ですが、私が好きだなと思ったのは、カレル・ファブリティウスの"ごしきひわ"
明るい光、えさ箱やとまり木の質感。ごしきひわもそんなに描き込んではいないのに本物がちょこんととまっているようなんです。
ルーベンスの聖母被昇天(下絵)も是非見てください。フランダースの犬のネロがいつも見ていたというあの絵の下図です。勢いのあるタッチで描かれていてすばらしい作品ですよ。

マウリッツハイス美術館展は上野の東京都美術館にて9月17日までの開催ですので、まだ見ていない方はお早めに。
9月11日~17日の間は開館時間を20:00まで延長するそうですので、夕方から夜に見に行くことが出来る方は夜が狙い目かもしれません。

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