2012年9月25日火曜日

国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展

Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中のレーピン展を見に行ってきました。

19世紀のロシア美術界を代表するイリヤ・レーピンの作品が約80点展示されています。私が一番好きだったのはやっぱり妻ヴェーラを描いた休息という作品。
ポスターや図録の表紙になっているだけあって、肌や布、レースの質感、立体感も本当に見事です。他にも家族を描いた作品が何点かありますけれど、どれも画家の優しいまなざしが感じられ、ほほえましく暖かい気持ちになります。
レンブラントの模写があったり、印象派のような作品があったりと、いろんなタッチのバラエティーに富んだ作品群は見ていて飽きません。鉛筆で描いている風景の素描もモノクロ写真かと思ってしまうくらいですよ。

レーピン展は渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで10/8までの開催です。見てみたいと思っている方はお早めに。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントを投稿して下さる方は、欄外のコメントの記入者から“名前/URL”か“匿名”を選択してくださいね。
コメントは承認制にしていますので、表示されるまでに数日かかることがあります。