夏目漱石の美術世界展

東京藝術大学大学美術館で開催中の、夏目漱石の美術世界展を見に行ってきました。
漱石は美術にはだいぶ詳しく、漱石作品の中にも様々な美術作品が盛り込まれていたんだそうです。
この展覧会では漱石の文学作品や美術評論に出てくる作品が数多く展示されています。

私が見たかった中の1枚、ウォーターハウスの作品。

美しく怪しい魅力のある人魚です。この人魚は“三四郎”の一説に登場するそうですが、全く覚えがありません(苦笑)。もう一度読んでみようかしら。
その他、ミレイやターナー等見応えのある作品がたくさん。

日本画では、伊藤若冲や長沢蘆雪、横山大観等名だたる大家の作品が並ぶ中、私が気になったのは木島桜谷の“寒月”。屏風絵でほぼ墨一色だし、近くで見るとけっこうざっくり描いてあるんですけれど、奥行き感に吸い込まれそうでした。

当時の漱石の本の装丁もアールヌーボーデザインでとってもおしゃれ。漱石自筆の日本画はまあご愛嬌でしょうか。

漱石にちなんだ展示だからか、見に来ていらっしゃる方々は日本画に興味のある方が多いようです。私はどちらかというと洋画を見たかったので、間近でじっくり見ることができてとても満足感がありました。

夏目漱石の美術世界展は、上野の東京藝術大学大学美術館で7/7までの開催です。興味のある方はお早めに。

サンアート セール情報

サンアートでは、7/8〜10の3日間、夏のTHEフェアーが開催されます。
特価白磁MAX50%OFF、特価ガラスアイテムMAX40%OFFだそうですよ。

平日なのでお勤めの方は行くのは難しいかもしれませんけれど、以前に紹介した電気炉の説明会も参加費無料で開催されるようですので、購入を考えられている方は聞きにいってみるといいかもしれません。

貴婦人と一角獣展

国立新美術館で開催中の、貴婦人と一角獣展を見てきました。
フランス国外へは1度しか出たことのない巨大な6面の連作タピスリーが初来日しています。

実はそんなに興味がなくて、近所に行ったのでついでに、という感じで見たんですけれど、まず圧倒的な大きさにビックリ。色は当時はもっと鮮やかな色彩だったのかも？などと想像しながら鑑賞しました。
連作の中では“嗅覚”の貴婦人の姿が美しくて好きです。

小さいと良さが伝わりにくいんですけれど(苦笑)、小さな草花も本当にたくさんの種類があったり、小動物も1匹ずつ表情が違ったりして、タピスリー1枚1枚、隅々までじっくり楽しめます。

タピスリー以外にも装飾品等も展示されていて、ベルトの細かい細工は本当に見事でした。

貴婦人と一角獣展は、乃木坂の国立新美術館で7/15までの開催です。

レオナルド・ダ・ビンチ展

東京都美術館で開催中のレオナルド・ダ・ビンチ展を見に行ってきました。
ダ・ビンチの傑作で日本初公開の“音楽家の肖像”や、アトランティコ手稿が展示されています。

“音楽家の肖像”はもちろんですが、見入ってしまったのは“アトランティコ手稿”

こちらは機会仕掛けの翼の構造ですが、その他にも光学、幾何学、建築、機械装置等本当に守備範囲が広すぎて凡人の私にはついていけません。それでもほんとにいろいろなことを考えていたことは分かります。すごいですね。

ダ・ビンチの影響を受けたレオナルデスキの作品もすばらしかったです。
例えば、ベルナルディーノ・ルイーニの“聖家族と洗礼者聖ヨハネ”

造形も色も質感もすべて美しい作品でした。

レオナルド・ダ・ビンチ展 天才の肖像　は、上野の東京都美術館で6/30までの開催です。

イエローローズのブーケのケーキ皿(マイセン風)

だいぶ間があきましたけれど、マイセン風のケーキ皿、まだ描いています。
5枚目はイエローローズのブーケです。

見てくださっている方もちょっと飽きてきたかもしれませんけれど(苦笑)、最後の1枚はポピーのブーケですのでそこまでお付き合いくださいね。

以前に紹介した同シリーズのケーキ皿、ディナー皿はこちらをご覧ください。
【ケーキ皿】
ティーローズ　http://dhcolors.blogspot.jp/2013/05/blog-post_15.html
ワイルドローズ　http://dhcolors.blogspot.jp/2013/05/blog-post_7.html
ラナンキュラス　http://dhcolors.blogspot.jp/2013/04/blog-post_30.html
アスター　http://dhcolors.blogspot.jp/2013/03/blog-post_13.html
【ティナー皿】
バラとチューリップ　http://dhcolors.blogspot.jp/2013/02/blog-post_24.html

陶画舎 改装前クリアランスに行ってきました

陶画舎の改装前クリアランスへ行ってきました。

白磁等がお買い得になっていましたが、なかでもおすすめはナルミやノリタケのボーン。在庫限りですが30%OFFになってます。本当に絵具の入りが良くて焼き上がりはツルツルなんですよ。ナルミやノリタケのボーンがショップで割引価格になるのはめったにないことなので、買いたかったけれどお値段が...と思っていた方はこの機会に是非。

私の戦利品は.....いろいろ見たんですけれど、結局、なくなっていたテレピンを買っただけ(笑)。

そうそう、はがきを持って行くともれなくもらえるプチプレゼント、今回はかわいいスプーンでした。

生徒さんやショップ会員じゃなくても、その場でショップ会員になるともらえますよ。

陶画舎の改装前クリアランスは、6/16までの開催です。

サンアートのカタログ 届きました

サンアートのカタログ類が届きました。

総合カタログ、夏の限定カタログ、電気炉カタログはこんな感じです。

サンアートのカタログは、先生方の作品サンプルがたくさん掲載されているので見ているだけでも楽しいですね。

絵具や金液等の価格変更のお知らせがありました。7月1日から2〜3割程度上がるものが多いようですので、買いたいものがある方は今月中に買われることをおすすめします。

電気炉の購入をお考えの方で、イングレーズ焼成もしたいという方。私は陶画舎で単相200V仕様のものを購入して使っていますけれど、自宅の電気工事が必要でした。サンアートだと100Vでイングレーズ焼成できる電気炉がありますので、購入を考えていらっしゃるのでしたら選択肢の一つとしてセールの時に開催される電気炉説明会等で説明を聞いてみられてもいいんじゃないでしょうか。

ブラックベリー 色づいてます

ベランダのブラックベリーが色づき始めました。

たいした手入れもしていませんけれど、毎年ちゃんと実ってほんとうにいい子(笑)。
もう少し黒くなったら食べごろです。

花の写真はこちらをご覧くださいね。

陶画舎 セール情報

陶画舎のショップではだいたい3月頃と9月頃にセールなんですけれど、来週の6/12〜16にイレギュラーで改装前クリアランスが開催されるようです。

白磁の在庫品は80〜20%OFF、お道具も20%OFFだそうですので、購入したいものがある方はショップまで行かれるといいかもしれません。私も行ってみようと思っています。

DMはまだうちには届いていないので、追加情報があればまた追記しますね。

絵付け本情報 追記しました

以前に、佐々木先生の“暮らしを彩る 花のポーセリン・ペインティング”が新装版で販売され始めたと紹介しましたけれど、その新装版を杉島先生に貸していただいたので、記事にそちらの表紙を追記しました。

興味のある方は、こちらからごらんくださいね。

近代の日本画展

五島美術館で開催中の近代の日本画展を見に行ってきました。
教室からも徒歩圏内で、私も教室からの帰りに寄り道です。

五島美術館所蔵のコレクションが展示されていたんですけれど、あまり日本画に詳しくない私でも知っている画家の作品がずらりと揃っていました。

中でも私が好きだったのは横山大観の富士山を描いたシリーズ。
まずは“日本心神”

ダイナミックな筆遣いでとても迫力がありますし、富士山の美しさも際立っています。

こちらは案内はがきにもなっていた春夏秋冬シリーズの“夏”

青い空、白い雲、青い富士山。空気感まで伝わってくるような作品です。

私は平日の午後に行ったんですけれど、そんなに混んでもいなかったので、好きな作品をソファーに座って心ゆくまで鑑賞できました。

近代の日本画展は、上野毛の五島美術館で6/16までの開催です。

ミニミニフォトフレーム

プチローズのサンプルを描いたついでに小さなフォトフレームにもプチローズを描いてみました。

縦7cm×横6cmのミニミニフォトフレームなので、プチローズも5mm径ほどのごく小さなものです。ざっくりとした描き方ですけれど、こういうプチローズもデミタスカップに描いたり、ガーランドに入れたりするとかわいいですよ。