2015年3月16日月曜日

新印象派 光と色のドラマ

東京都美術館で開催中の、新印象派 を見に行ってきました。
新印象派と言えばスーラ、シニャックの細かい点描で表現された風景画が思い浮かびますけれど、今回は、新印象派の始まりから、影響を与えたフォーヴィズムまで、流れをたどることができる展示になっていて、新印象派の広がりが感じられます。

こちらは、テオ・ファン・レイセルベルへの“マリア・セート、後のアンリ・ヴァン・ド・ヴェルド夫人”


これ、点描です。顔も髪の毛も洋服も。なんでポートレートを点描で描こうと思うのか.....情熱というよりも執念に近いものを感じてしまうのは私だけでしょうか。

絵画の他に、スーラやシニャックのパレットや、ルイ・アイエの色彩を研究した資料等も展示されていて、改めて色について考えさせられました。

新印象派 光と色のドラマ は、上野の東京都美術館にて3/29までの開催です。見たい方はお早めに。

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