2016年7月18日月曜日

トワル・ド・ジュイ展

Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の、西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展 を見に行ってきました。

以前から布の中でも更紗は好きでした。インドの更紗、インドネシアの更紗、日本の和更紗、そして今回主に展示されているヨーロッパの更紗。素朴なものから繊細なものまでありますし、柄も色使いも様々。手仕事が伝わってくるのも好きな理由の1つかもしれません。
布と言えばシルクやウールだった時代、コットンにプリントした洗える布というのは画期的だったんだそうです。

木版のプリントから始まって、銅版の緻密な模様へ。フランスで200年以上も愛され続けている布の数々が展示されていましたけれど、私が好きなのは木版でプリントされたものです。小花を散らしたものはやっぱりかわいい。今でも好きな人が多いというのもうなづけます。

こちらは、“バラとライラック”


よく見ると、バラとライラックが同じ枝のような? でもやっぱり素敵な柄です。

こちらは、“グッド・ハーブス”


黒地に花々が散らしてあるパターンの総称で、色々な柄のグッド・ハーブスが展示されていました。今でも人気の柄なんだそうです。

他にも、これはこのまま絵付けできそう、と思える柄も多数ありました。小さな端切れのサンプル・ボードも小さいもの好きにはたまりませんし、太いリボンのような縁飾りも素敵でした。布が好きな方、花柄が好きな方には特におすすめです。
銅版の柄が好きな方もいらっしゃると思います。こちらはイングレ等単色の絵付けの参考になりそうでしたよ。

西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展 は、渋谷のBunkamuraザ・ギャラリーで7/31までの開催です。もうすぐ終わってしまいますので見たい方はお早めに。

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